データマネージャーに親しくなる 第3回

データマネージャーに親しくなる第2回で紹介しきれなかったページを紹介します。
あ、くどいですけど、データマネージャーの設定までに必ず、DHCP 機能とNTP(時刻)サーバー機能を有しているルーターと、インターネット回線(有線、3G、4G)を準備しておきましょう。これらがないと、何もできませんので。

第2回の最後の画面です。管理者登録まで来ました。

前回の続きです。管理者登録画面で、パスワード( 大文字、小文字、英数字、記号を含めて10桁以上 )を入力して、次に行くと『DATA MANAGERの設定』という画面になります。

デバイス名を決めて、チェックボックスにチェックを入れます。入れないと進めない模様。

Sunny Portal に登録することが前提となっています。

データマネージャーを使うと従来のSunny Portal (サニーポータル)ではなく、Sunny Portal EnnexOS (サニーポータル エネックスオーエス)の方にてモニタリングすることができます。
Sunny Portal EnnexOS (サニーポータル エネックスオーエス)では、太陽光発電だけでなく、蓄電池や、電気自動車も含めたモニタリングが今後できるようになるというものです。

あくまで将来の話ですが、とりあえず、相変わらず登録や使用にあたって無料なので登録しておくとよいかなと思います。
Sunny Portal EnnexOS (サニーポータル エネックスオーエス)の紹介は、またしたいと考えております!とりあえず、リンク貼っておきます。5分毎の更新とありますが、これは有償のプロフェッショナル版のようで、無料使用ですと15分更新が標準です。まぁ、これもサーバーメンテナンスや、通信速度、通信プロバイダーの事情で15分以上かかることもあります。
https://www.ennexos.com/ja/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E7%AE%A1%E7%90%86/sunny-portal/

話しを戻して、次の画面に進みます。次は、SMA SPEEDWIREのデバイス登録です。SMAのパワコンの通信プロトコルにSPEEDWIRE(スピードワイヤ)と呼ばれるものが使われており、そこからこの名称が来ております。要は、データマネージャー(EDMM-10)と通信するためのパワコンを登録しましょうということです。

パスワードっていきなり言われても。。。
右上の『?』をクリックすると、説明がでてきます。
デバイス検索を押しても出てこない!?

パスワードだらけだな、と思いながら(笑)、 以前、Sunny Boyを登録した時のパスワード?とか、推測し入力するも検出されず。。。

。。。

。。。

そうでした!夜だと通信基板が生きていません!!日中に行いましょう!(笑)

「取消し」をクリックすると次に進めました。進めるんかい!分かりにくい(笑)

このページが自家消費システムへの入口!

次は、MODBUSに対応した機器を登録するページになります。自家消費で設定する項目はここです!詳しい設定については、またの機会にご説明しますが、Janitza (ヤニッツァ) 社のパワーアナライザーをここで登録すると、データマネージャーとパワーアナライザー間で、買電の状態をモニターして、どれだけ発電するか制御します。
とりあえず、今は次のページにいきます。

日本規格を選択します。

「各国の規格」ということで、「はい」をクリック。
プルダウンが出てくるので、50Hz → JP50, 60Hz → JP60 を選択しましょう。

海外の規格が多数登録されています!

次のページは、「設定電力量計」というページです。先ほどのMODBUS機器を登録するページで、Janitza(ヤニッツァ)社のパワーアナライザーを登録しておくと、ここで選択できるようになります。
自家消費システムで受電点の買電、売電情報をデータマネージャーへフィードバックできるようになります。

自家消費で設定が必要なページ!!

この次は、外部通信のページです。
Modbusの一般的なポート502を設定しておきましょう。これを設定しないと、データマネージャーとJanitza(ヤニッツァ)社のパワーアナライザー間で通信ができません。

チェックを入れて、502 確認したら、次へ

いよいよ最後のページです。制御の種類ということで、パワーコンディショナの発電を成り行きで発電させるのではなく、外部から信号を与えることで有効電力、無効電力の出力を制御するページです。
どちらもチェックを入れてみましたが、自家消費システムであれば今のところ、有効電力のみチェックを入れて次の設定に進めばOKです。

自家消費の場合は、ここから更に設定します。

ここで、30分が経過して、無線接続が切れてしまいました。画面キャプチャせずに進めれば、こんなに時間がかかることはありません。
左上の試運転調整の部分が89%まで来ているので、このページが最後だったようです。とりあえず、「次へ」、「次へ」で進めても後で設定できますので、まずは下記の画面まで進めるのもありかもしれません。

一通り、設定が完了するとこのページにたどり着きます。

設定完了後の画面紹介、肝心の自家消費システムの設定については、またの機会にご紹介いたします。
データマネージャー(EDMM-10)を登録にあたり、流れをつかむお役に立てば、望外の喜びです!!

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